音楽と思い出
デレラジop用
巴「んふー♪ふふーん♪」鼻歌交じりの巴
扉が開いて三人が入ってくる
ありす「おはようございます。」
巴「ん、おう、ありす。おはようさん」
ありす「巴さん、おはようございます。」
美優「おはようございます」
千枝「おはようございます」
巴「美優の姉御と千枝も早いのう、おはようございます」
美優「なんだか楽しそうですね?なに聞いていたんですか?」
巴「ん?これか?こないだ出た演歌番組の曲じゃ」
千枝「見ましたよ!初めて演歌の番組を見たんですけどみんな上手で感動しました」
美優「私も川島さん達と見ましたよ、演歌っていいですよね、その場所の情景が見えてきて、その歌に出てくる人たちがまるで目の前にいるような気がします」
巴「魂込めて歌っているし、先生達も魂を込めて作ってるからのう。歌には魂が宿るんじゃ」
ありす「あの巴さん、よろしければ演歌を私に教えてくれませんか?」
巴「おっ、演歌に興味持ってくれたのか?」
ありす「私も昨日の番組を見ました、その時に心が震えました。音の一音、一音、歌い上げる歌詞の一語、一語、そして歌い手の目線と指先にまで込められた魂。その全てが見てるもの、聞いているものを震わせる、そんな歌を私も歌いたいんです。」
巴「ほれ、ありす耳を貸せ」
ありす「こうですか?」
巴「余計な言葉はいらん、魂で感じるのが演歌じゃけぇ、先ずはこの歌からいくかのう」
ピッ
美優「もうすぐ本番って言うのに2人だけの世界に入っちゃった」
千枝「2人ともーもうすぐ本番だよー」
美優「音楽は思い出を開く鍵、思い出の音楽を聞けばその時の情景が目に浮かんでくる、いつかそんな音楽を歌いたいですね」
巴「そうじゃの、こうしてありすと聞いてる曲を聞けばいつでもありすを思い出せるのかもしれんのう」
ありす「巴さん?!!」
千枝「ありすちゃんの顔が巴ちゃんの髪みたいに真っ赤になっちゃった。」
美優「それじゃ本番始めましょうか」
全員「デレラジスター⭐︎、スタートです」
〜〜〜〜
巴さんがありすとイヤホン片耳ずつ付けてるのが見たくて書きました
デレラジスターでレッドベリィズの話もフォーリンの話もこころの歌人の話も聞けてすごく幸せです
これからも花井さんと巴さん応援してますね