音楽と思い出

デレラジop用

 

巴「んふー♪ふふーん♪」鼻歌交じりの巴

 

扉が開いて三人が入ってくる

 

ありす「おはようございます。」

 

巴「ん、おう、ありす。おはようさん」

 

ありす「巴さん、おはようございます。」

 

美優「おはようございます」

 

千枝「おはようございます」

 

巴「美優の姉御と千枝も早いのう、おはようございます」

 

美優「なんだか楽しそうですね?なに聞いていたんですか?」

 

巴「ん?これか?こないだ出た演歌番組の曲じゃ」

 

千枝「見ましたよ!初めて演歌の番組を見たんですけどみんな上手で感動しました」

 

美優「私も川島さん達と見ましたよ、演歌っていいですよね、その場所の情景が見えてきて、その歌に出てくる人たちがまるで目の前にいるような気がします」

 

巴「魂込めて歌っているし、先生達も魂を込めて作ってるからのう。歌には魂が宿るんじゃ」

 

 

ありす「あの巴さん、よろしければ演歌を私に教えてくれませんか?」

 

巴「おっ、演歌に興味持ってくれたのか?」

 

ありす「私も昨日の番組を見ました、その時に心が震えました。音の一音、一音、歌い上げる歌詞の一語、一語、そして歌い手の目線と指先にまで込められた魂。その全てが見てるもの、聞いているものを震わせる、そんな歌を私も歌いたいんです。」

 

巴「ほれ、ありす耳を貸せ」

 

ありす「こうですか?」

 

巴「余計な言葉はいらん、魂で感じるのが演歌じゃけぇ、先ずはこの歌からいくかのう」

 

ピッ

 

美優「もうすぐ本番って言うのに2人だけの世界に入っちゃった」

 

千枝「2人ともーもうすぐ本番だよー」

 

美優「音楽は思い出を開く鍵、思い出の音楽を聞けばその時の情景が目に浮かんでくる、いつかそんな音楽を歌いたいですね」

 

巴「そうじゃの、こうしてありすと聞いてる曲を聞けばいつでもありすを思い出せるのかもしれんのう」

 

ありす「巴さん?!!」

 

千枝「ありすちゃんの顔が巴ちゃんの髪みたいに真っ赤になっちゃった。」

 

美優「それじゃ本番始めましょうか」

 

全員「デレラジスター⭐︎、スタートです」

 

〜〜〜〜

 

巴さんがありすとイヤホン片耳ずつ付けてるのが見たくて書きました

 

デレラジスターでレッドベリィズの話もフォーリンの話もこころの歌人の話も聞けてすごく幸せです

 

これからも花井さんと巴さん応援してますね

 

 

gaze五話までよんで思った感想 ネタバレ有りです

五話までみて思ったことをとりあえず感情のまま筆に載せたい

まず今回のフォーリンシーサイドのイベントコミュに関わってくれた人達に感謝したい
ここまで熱いストーリーを見せてくれてありがとうと

俺はフォーリンシーサイドとは衝撃だと思っているし、どこからとっても最高にドラマティックだと思ってる

そのドラマティックな内容はメロドラでも青春でもハードボイルドでもヒューマンドラマでも描く人によって様々だと思うし感じ方なんてもっと沢山ある

では今回のドラマティックフォーリンシーサイドはどんな内容に俺は受け取ったのか?
そうさな、ブラックコーヒーにタバコが最高に合うようなそんな内容だったな

アイドル達のストーリーでここまでの感情を抱くとは正直思ってなかった
俺はどこまで行っても巴pであるのは間違いないと確信できるストーリーだった

フォーリンシーサイドで大事なのは"川島瑞樹にとっての村上巴とは?"だと思っていた
やっぱり俺は甘い
クリープ入りのコーヒーより甘々だった
そんなチャチな言葉じゃ表現してはいけない

村上巴にとっての川島瑞樹とは?
"憧れ"だとコミュ読む前は思っていた
確かにそう
でもそんなもんじゃ表現できない
もっと深く燃え上がるような気持ちだ

ドス黒くもあり刺々しい
触れたらすぐ割れてしまう風船のようだけど
割れた先にあるのは
美しく広がるどこまでも見渡せる海に
沈む夕日
人はどうしても手の届かないところに憧れてしまう

これは人の性なのか

村上巴自身がそれにはなれない自分は自分だと解ってはいる言葉ではわかっている
それでも憧れてしまう

あなたはなんて眩しいんだろう
そこに触れたら自分が只ではいられない
そんなことはわかっている

それでも私は貴女の隣に立ちたい

そんな言葉を引き出させた

川島瑞樹は本当に罪深い

しかし罪深いからこそ美しい

彼女の人の良さと言うものはコミュの節々に見てとれた
こんな女惚れるに決まってるだろ?

本当に川島瑞樹に嫉妬するさ

俺は村上巴にとって"悪い兄ちゃん"でありたいんだ
"良い兄ちゃん"では決してない

あいつにはいつも自分の思うがままに生きて欲しい
あいつの持ってる真っ赤な燃え上がるような情動は人を熱くさせる
俺はそれを刺激したい
あいつにとっての世間は広いようで狭い
あの年であれだけの佇まい、雰囲気を持ってるのは間違いなくあいつの武器だ
だけどそれだけじゃない
俺はあいつをあーでもない、こーでもないと悩ませたいんだ
決して答えは与えず
ってか俺も答えなんて知らない
いい大人としての答えなんて俺は知らないし知りたくもないしそんな答えを俺は見たくない
あいつ自身、巴自身が身を削ってまで出した答えが見たいんだよ

燃え上がるような美しい真っ赤な答えを

だからこそ川島瑞樹には嫉妬する
今回のコミュでこれほどまでの美しい答えを引き出した川島瑞樹に嫉妬する

その答えの先に決して自分には追いつけないと先行くもの覚悟を、意地を見せた答えに心底嫉妬する

あー最高にカッコいいよ

川島瑞樹

やっぱりそうでなくちゃな
憧れの引力はいつまでもあるものな

先行くものは引力をいつまでも出すように
追い続けるものは届かないとわかっていながらもそれでもあの日の引力に魅せられて追いかけていくんだよな

本当にそこに惚れるんだよ
俺はそんな姿に魅せられるんだよ

そんな二人がバチバチに殴り合ってる楽曲

"Gaze and Gaze"

最高だよ、カッコいいよほんと

フォーリンシーサイドとは
自分の事を焦がすような紅い思いを持った
"緋色のプリンセス"と
その思いに身を焦がしながら永遠であろうとする
"永遠のプリンセス"の物語


俺はコーヒーを一気飲みして空になったカップに思いを馳せるさ

今度は濃ゆいエスプレッソでも入れられるように

あとがき

はい
勢いのまま筆をとり勢いのまま書き終えました
ほんと自分語り好きだなこの野郎と笑っていただけると幸いです

今回のコミュ完全に川島瑞樹に惚れました
惚れるに決まってるだろこんなもん
なんでこんなにいい女なんだよ

コミュ五話の最後のプロデューサーとの二人語り本当に最高じゃない?
あのシーンみて完全に落ちましたね
俺はあの時劇場40話の村上巴と同じような感情を抱きました

コミュ最高でした
まだまだ続きが見たい物語ですがこれからきっと色々な人がフォーリンシーサイドを描いてくれると確信しています
本当にそんな日を迎えられば僕は幸せです。

 

或る、阿呆の見た夢

大阪公演お疲れ様でした。

 

あの大阪公演からはや十日以上経ってるのに未だに興奮が冷める様子もなくここまで来てしまって流石にイベント前にフォーリンシーサイドについて私が思ったことを好き勝手に書いていこうと思い筆を取りました

イベント前だからしか書けない事もあると思うので感情が上書きされる前に

 

はじめに

 

ジョークは笑うのが礼儀だと思ってる

これは大阪公演に向けて一人の馬鹿な男が一人で勝手にちょっとした事で一喜一憂して転がり回ってる様である

呆れないで笑ってみていただけると嬉しい

 

7月に今年のドームツアーメンバーの発表があり、俺はまず花井美春さんの名前を探していた

 

そして大阪公演の所で花井さんの名前を確認して今年も花井さんと巴さんに会えるとほっと胸を撫で下ろした

 

それも束の間他のメンバーを確認した時に俺の中に衝撃が走った

"東山奈央"の名前を見つけた

あの川島瑞樹と村上巴が一緒のステージに立てるのである

川島さんと巴さんは昔からフォーリンシーサイドというユニットを組んでいる

巴さんにとっては憧れの彼女との一緒の舞台

まさに一世一代の大舞台になると確信した

 

それからの俺は大阪でフォーリンシーサイドが一緒に何を歌ってくれるのかと勝手に想像ばかりしていた

しかしその一方で、そんなステージを見せられたら俺はもう満足してしまうのではないかと思ってしまった

 

そこが俺にとってのゴールな様な気がしてきた

 

二人が一緒の舞台に立って歌を歌ったからと言って物語が終わるわけではないのに俺の中の糸が切れてしまうのではないかと思っていた

 

だから俺はその時の感情の赴くままに一本のフォーリンシーサイドが主人公の小説を書いてみた

書き終えて読んでみるとそれは憧れといつかくる終わりの物語になっていた

 

そのままそれは自分の中で留めることにした

 

何故そんなものが出来上がったのか自分でもわからなかった

ただその時の俺にはその物語が自分の中にすっと入ってきて違和感がなかった

 

物語はいつか終わりが来るものだとわかっていた

あの日の出会いの物語はいつかの別れの物語になってしまうものだと

 

一度組み立ててしまった自分の中の感性

それを壊すのは中々難しいものである

 

俺はフォーリンシーサイドに来て欲しいのだけれどもそこで俺は終わってしまうのではないかと不安だった

 

俺の中だけで終わればいつまでも夢を見ていられるそれだけで安心できたのだ

 

そして夏が過ぎドームツアーが始まっていった

幕張公演

サプライズユニットを入れてきた

会場で新曲をサプライズで聞くプロデューサー達の気持ちは一体どんな気持ちなんだろう

その気持ちはただただそのユニットのプロデューサー達だけが知る気持ちだろ

 

それを見て本当に俺は羨ましくなった

俺も新曲サプライズでフォーリンシーサイドの曲が聞きたくなった

 

それから発表でも新曲発表があった

これは名古屋で発表があるパターンかもしれないと勝手にぬか喜びしていた

 

そして名古屋公演

サプライズユニット、そして発表

そこにフォーリンシーサイドの名前はなかった

 

勝手にぬか喜びして勝手に想像してたのに何故かすごくダメージを負った

本当に勝手な野郎だな

 

本当はユニットなんてこないんじゃないか?

サプライズなんてないんじゃないか?

 

友人にはあまり期待するもんじゃないと言われる

うるせえわかってるそんな事はわかっている

それでも俺は村上巴とフォーリンシーサイドを信じたかった

 

それは本当なのか?

 

本当に俺はフォーリンシーサイドが来ると信じていたのか?

言葉で虚勢を張って現実を見ないで妄想の中で勝手な事ばかり並べてるんじゃねーのか

そんな不安が自分の中で広がる

 

そんな不安なときにある話題に出会った

 

"村上巴にとっての川島瑞樹は憧れ、では川島瑞樹にとっての村上巴とは?"

 

盲点だった

考えていなかった

 

いや考えるのを放棄していたのかもしれない

ユニットで一番大事な所だ

俺の中の物語にはそれがなかった

 

だから必死こいて考えてた

"川島瑞樹にとっての村上とは?"

 

難しい問いだった

だから一度組み立てた物をもう一度バラバラのパーツに分解した

そしてもう一度フォーリンシーサイドの物語を組み立てることにした

 

確かに村上巴にとっては川島瑞樹とは憧れの存在であり、本物のアイドルを目指すきっかけになった相手である

 

では、川島瑞樹にとって村上巴とは?

 

川島瑞樹は確かに優しいし、憧れられる存在なんだろう

村上巴以外にも川島瑞樹に憧れているアイドルは沢山いるのだろう

 

では何故川島瑞樹にとっては村上巴なんだろう?

村上巴の真っ直ぐな目に川島瑞樹は何を感じたのだろう

それはきっと自分を見たのだと俺は思った

 

あの日の砂浜での出会いは村上巴にとってはアイドルを本当に目指して本物のアイドルになってやろうと言う覚悟を決めた日だった

 

川島瑞樹にとっては自信を失っていた時だった、28歳で安定も何もかも捨ててただ一つ自分の憧れだったアイドルになった川島瑞樹

怖いだろう、本当に自分はやっていけるのかと不安になるだろう

そんな時に自分の事に本当に憧れて本物のアイドルになって見せると真っ直ぐな瞳で自分の事を見つめる少女に出会う

 

特別じゃないわけないだろう?

 

彼女の瞳に映る憧れの自分であろうとするだろう、もがくだろう

もう一度なにかを始められるそんな気がしたんだと思えた

 

まぶたを閉じればそこに

二人はそれぞれの事を描くのだろう

 

私も貴女の隣に立つのに相応しい存在になりたいと

 

自分の中で答えが出た

フォーリンシーサイドとは二人にとって新しい世界の扉を開く鍵であり、その場所を知ってる眼差しなんだ

 

自分の中の重たい空に亀裂が入り、青く澄み渡って行った

 

そして大阪公演当日

俺は本気でフォーリンシーサイドが見たいと思っていた

あれだけ不安がっていた、

何か俺の中で終わってしまうのではないかと思っていた

だが当日まで来ちゃえばそんな事知った事ではなかった

俺は村上巴と川島瑞樹が立つステージが見たいただそれだけなんだ

 

来るかどうかわからないのは不安である

だが緊張もある山を超えてくると笑えてくる

俺はあの二人が一緒に立ってるステージをずっと夢見ていたんだ

ずっと夢を見させてくれてありがとう

 

その夢が叶うんだ

 

そして始まり

聞いたことのないイントロ

映し出される

gaze and gazeの文字

その下の

花井美春/東山奈央

 

叫んで倒れていた

見なきゃいけないとはわかっているのに

俺はなんとか立ち上がった気がする

正直覚えていない

それだけ衝撃だったんだ

あの二人がステージに立ってサプライズで新曲を歌っていた

 

俺の夢がそこに広がっていた

眩しい世界の扉を二人が開いてくれた

 

あっという間に終わったと思う

 

ライブ自体があっという間に終わっていた

 

俺は終わった瞬間叫んでいた

"見たかこの野郎!!"

今迄ウジウジしてた自分に対してだった

勝手に転げ回って余りにも滑稽だった

自分に対して

 

あの二人はやっぱりすげーんだよ

会場全てを衝撃で飲み込んだ

あのパフォーマンスを俺は生で感じれたんだ

 

本当に凄かった

本当に凄かったんだよ

 

フォーリンシーサイドとは

あの二人にとっての三番目の目だ

あの二人の伝説の始まりの場面に居合わせることができて俺は本当に幸せだった

 

そしてこれからもあの二人の伝説は続いていく

 

俺はまた勝手に転んで勝手に暴走してまた阿呆な事を考えるのだろう

 

そんな阿呆な俺でも彼女達の側でその伝説をまだ見ていきたいそう思えるライブだった

 

彼女達に負けないように

俺も頑張ろう

 

フォーリンシーサイドに幸あれ

 

あとがき

 

ここまで阿呆の一人語りを読んでいただきありがとうございます

好き勝手書きすぎた感はありますが

一人の阿呆の話なんで笑ってくれると幸いです

 

フォーリンシーサイド以外にも今回のライブで書きたい事は沢山あったのですが

どうしてもイベントが始まる前に書き終えたかったと言うのがあって勢いのままに筆を取り勢いのままに書き終えた次第です

 

結局は

"俺にとってのこの曲は、俺にとってこんな意味があって、だからうちの子はこんなすげーんだよ"

って事に集約してます

あくまでも一人の阿呆な妄想が主になってるので本当に自分語りになってます

今回のライブで花井さんと東山さんがこぶしを突き合わせるシーンは本当に憧れの人の隣に立っているんだなと村上巴の成長っぷりに涙が止まりませんでした

 

フォーリンシーサイドの事を書くのは私としては本当に怖い事でいつも自分の好きな事をしっかり書ける皆さんを本当にすごいなと思っています

フォーリンシーサイドは私にとっては本当にすごいユニットで皆さんの描くフォーリンシーサイドが本当に好きで仕方ないんです

本当にみんなに愛されるユニットなんだなと今回改めて感じた素晴らしいライブでした

 

改めて花井美春さん、東山奈央さんお二人ともありがとうございました。

 

最後になりますが

村上巴と川島瑞樹のユニットフォーリンシーサイドをよろしくお願い申し上げます。

 

フォーリンシーサイドをよろシーサイド!

 

 

 

浅利七海のお魚すごいぜ〜初めての釣りヘラブナ編〜

#浅利七海のお魚すごいぜのタグを見て刺激され書き上げたのまとめましたよろしければご覧ください

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#浅利七海のお魚すごいぜ


七海 今日はゲストに巴ちゃんが来てくれました〜


巴 よろしくな、七海


七海 巴ちゃんは初めての釣りということれ、今回はこんな釣りを用意しました


巴 竹竿け?


七海 こんな格言を知ってますか?"釣りはヘラに始まり、ヘラに終わる"そういうことで今日はヘラブナれす!!

 

ご機嫌なオープニングが流れる

 

七海 はいやってきたれすよ
        閉じた宇宙、里山の奇跡
        茶室や箱庭に通じる日本の心
        ジャパニーズNOIKEれす!野池!!


巴 まだこんな所が残っているものなんじゃな


七海 昔の釣りブームの時は色んなところにまだお魚がいたのでヘラブナ釣りの人で河川岸にびっちり人がいたみたいれすね、今では見なくなった光景れす


七海 だからこそ誰でも気軽に始められてそれでいて奥が深いヘラブナ釣りで"釣りはヘラに始まり、ヘラに終わる"なんて格言がれきたのかもしれないれすね


巴 まあ折角こんな空気も澄んだいい所に来たんじゃ楽しまないと損じゃのう早よ竿出して始めようや


七海 せっかちれすね、早合わせは禁物れすよ

 

ご機嫌なcMが流れる


七海 ということで準備れきました


巴 先についてる針の説明とかは一切カットか?


七海 テレビ番組なんれなんかいい感じにテロップらしてくれるのれす


巴 折角苦労して結んだんじゃがな


七海 早くしないと時合いが過ぎちゃうから早く始めますよ


巴 お前もせっかちじゃないか…


七海 ヘラブナで一番大事なのは棚れす!


巴 棚ってなんのことじゃ?


七海 水深のことれすね、ヘラブナがどこにいるかそれを合わせないと全く釣れないなんてこともたくさんあるのですごく大事れす


巴 なるほどのう、してどこにおるんじゃ?


七海 今日は巴ちゃんが主役なので一等地の釣り座は巴ちゃんに譲るので私は近くで見ながられきるところに


巴 悪いのう


七海 そしてヘラブナは変温動物れす寒いとあんまり動きたく無いのは人間と同じれす


巴 つまり?


七海 ズバリ水温が安定している底の方で身を隠すことができる障害物の近くれす


巴 魚も人間と同じで寒いとオコタから出てこんってわけじゃな


七海 そうれす、実際今朝は霜柱が立っていたのれす。ただ霜柱が立ってるのは穏やかに冷え込んだ証拠れもありますね


巴 ほうか、ほんじゃ釣っていくかのう


七海 寒さで体もこわばるからリラックスして釣るのれす、暖かいコーヒーも用意してあるのでゆっくりやりましょう

 


村上巴初めての釣り


素人がやった所でそんなに早く釣れないだろうとのんびりしていると一発目は意外と早く来た
ウキがピクピク動いて沈もうとしている


巴 (っうお!来たぞっ)
それに合わせて思いっきり竿を持ち上げる
巴 そいやっ!!!
針だけ体に向かって飛んできた


七海 早合わせれしたね、そんなに大袈裟にやらなくても針はかかるので軽くヒョイってやってあげるのれす


巴 くそッ、軽くヒョイじゃな?今度こそあげてやるわ


巴(今のは、早合わせだったんじゃな、なら今度はエサを飲み込むまで待ってやろう)


巴の作戦これが功を奏し2回目に合わせに成功する


ウキがピクピク動き一瞬止まった後にユラーッと水面を揺らし、ウキがグイグイと動き始めた


巴 (ゴクリ、ここじゃ!)


ヒョイっと竿を持ち上げる
ラインが張り確かな重みが巴の体に伝わる


巴 かかった!!うぉー体がもってかれる!!七海!!なぁなぁみぃー!!


七海 かかりましたね!巴ちゃんゆっくり!ゆっくりれす!あんまり引っ張るとラインがキレちゃいます


巴 そんなこと言われたって仕方ないじゃろ!早く!早く!うわぁー
グイーン、プッ
巴と七海 あっ…


七海 惜しかったれすね、ラインが切れちゃいました


巴 クッソ!しかしすごい引きじゃったのう


七海 楽しいれすよね、合わせた瞬間に竿がビクンビクンってする感覚が本当にたまらないれす


巴 ああ釣りってこんなに楽しいのか…しっかし今のは悔しいのう


七海 悔しがる、短気な事は釣りが上手くなるのに大事な事れす、そういう人はなんで釣れないのか絶えず考えるのれす。釣りが上手くなる近道れす


しかし巴の竿に当たりはぷっつり来なくなってしまった、エサを変えたりもしたがウキが全く動かない


どうしてじゃ?さっきの奴が周りの連中にカチコミが来たと知らせて回っているのか?


巴 七海に教えられた場所ばかり攻めるのも能がないのう…ちょっと場所を変えてみるか


場所を変えて一投目
グンっ


巴 ?なんか引っ掛けたか?
ズズッズズッ
ググっグイーン


巴 なんじゃこりゃ?!
さっきの引きとは全く違う大きく力強い引きに巴の体はもってかれる


巴 うおおおおおおーっ!!なんじゃこれ鯨でもこの池にはおるのか?!七海!!助けてくれ!!


七海 巴ちゃん大丈夫れすか?!!


巴 七海!!この池には鯨でもおるんか?!!めちゃくちゃデカイぞ!


ドボッン
池の主が姿を現わす


七海 巴ちゃん!鯉れす!巨大な鯉れす!竿離しちゃダメれすよ!プロデューサー!タモ!タモ持ってきてくらさいー!!


なんとかタモの中にその鯉を納める


七海 60センチオーバーの大物の鯉れす
巴ちゃんのファーストフィッシュは巴ちゃんみたいに豪快れすね

 

初めて竿を手にしたその日にこんなことがあって良いのだろうか?
まさに奇跡の一匹
巴が鯉を抱き抱える
プロデューサーがカメラを構えた
巴の実家に一枚の写真が送られてきた
巴の腕の中では収まらないので七海と二人で鯉を嬉しそうに抱き抱える写真

 

かくして新しい釣りバカの誕生となった


そして巴と七海は今日も釣竿を持って出かける
新しい奇跡を求めて

LOSTMAN GO TO YOKOHAMA ARENA with フォーリンシーサイド

フォーリンシーサイドがもしあの横浜アリーナのステージを見に行っていたらってレポ

 

〜〜〜〜〜〜〜

"人生は一度きり、今日という日を忘れるな!"

 

2019年10月17日 

the pillows結成30周年ライブ

横浜アリーナ

「俺たちみたいな偏屈なバンドが横浜アリーナに立って、アニバーサリーをこんなにたくさんの人が達が祝ってくれるなんて不思議だ」

山中さわおはそんな風に表現した

バンドマンってなんて口下手なんだろう

だが私達は口下手なバンドマンがかき鳴らす六弦の音にいつでも勇気をもらい、寄り添ってもらい、創り出した世界に魅了されてきた

 

〜〜〜〜〜〜〜

川島瑞樹の場合

 

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私は学生時代に"the pillows"に出会った

 

始めて聞いたアルバムは"My  foot"

 

自分の足で10歩先を走るその背中を追うんだ

 

その背中は初めは憧れの人のことだと思っていた

だけどそれだけじゃない

その背中はよく見るとどこか親近感を覚える

馴染みの深いものだと気づいた

それは自分が成りたい存在

自分自身の成長した背中

自分の背中を見ることなんてないだろう

親近感の正体に気付きハッとする

 

村上巴の場合

 

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ウチが初めて"the pillows"に出会ったのは瑞樹の家のCD棚でだった

やっぱり瑞樹は勤勉じゃのうなんて思いながら色々なアイドルのCDなんかが置いてあってのうその中にウチのCDも置いてあって嬉しかったのを覚えているわ

 

その中に混じってライオンに青い花のジャケットのCDがあったんじゃ

それが"MOONDUST"のアルバムじゃった

 

それを手にとって見てると瑞樹が聞いてみる?と言って聞かせてくれたんじゃ

そのアルバムを聴いて初めてウチは"ロックンロール"に触れたんじゃ

 

"About A Rock'n'Roll Band"

 

覚えているか?あの日の潮の香りを?

波の音を、水平線に沈む夕日を

 

あの日の思い出がフラッシュバックしてきた

瑞樹と初めて出会ったあの日の事が

 

あの日感じた崩壊と誕生の音がもう一度

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

2019年10月17日

この日だけは二人で夕方から休みを取った

プロデューサー君も行きたがっていたけどちひろさんに捕まり仕事を抜けられない

巴ちゃんが「ちょっと可哀想じゃのう…」なんて呟いてたのを私は聞き逃さなかった

だけどね、巴ちゃん大人には大人の事情があるのその分私達が楽しんでこなきゃ

 

プロデューサー君にはお土産にバスター君のキーホルダーを買ってあげよう3色あるからみんなでお揃いのを

 

巴ちゃんと二人で横浜アリーナに向かう

小雨の降る中だがそんなのはどうでもいい事だ今からピロウズのライブに行くんだ

その気持ちだけが足を進める

 

アリーナに入場するとそこには様々な人達がいる

私より二回りも年上のナイスミドルなおじさんやいかにもロック好きな二十歳そこそこの女の子から巴ちゃんより年下な子供を連れて歩く子連れのお母さん

本当に色々な世代に愛されているのがわかる

"the pillows"がライブをやらなければ決して顔を合わせる事は無かっただろう

ただここにいる人たちは皆同じ物が好きでたまらないそんな人達だと思うとそれだけで私は嬉しくなってきた

 

「みんな笑顔ですごく楽しそうじゃのう」

巴ちゃんが笑顔でそんな事を言う

「巴ちゃん、私はなんかすごく緊張してきたわ…」

私は今からピロウズに会えるのが楽しみすぎてなのか何故か自分が初めてのステージに立つ時の事を思い出してものすごく緊張してきた

「瑞樹がそんな声出すなんて珍しいのう?ちょっと外の空気でも吸いに行くかえ?」

 

「…大丈夫よ。なんか初ステージの事を思い出して緊張してきちゃっただけだから」

 

「そうかならええんじゃ、ウチにピロウズを教えてくれた瑞樹とこうして一緒にライブを見にこれるんじゃ、楽しもうや」

 

ありがとう巴ちゃん

私は今から色々な心の箱を開いていくの

あの頃感じたとっても大切なとってもとっても大切な宝箱を開きに行くの

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

客電が落ちた

モニターに子供の写真が写り女性の声が語り出す

メンバーの幼少期の写真だ

それぞれの一番のファンによる今までの歩みについての語り

ココで語られるはファンあってのバンドだって事

今日アリーナに来ていた"バスター"の顔を思い出す

30周年続けてこれたのはファンに恵まれてきたからだと私が私達が"バスター"になる前からピロウズを支えてくれてた"バスター"達そしてこれからもずっと一緒に支えていく"バスター"達の事を思うと自然と涙が出ていた

 

そういうバンドなんだよねピロウズって

 

[聴こえてくるのは〜キミの声〜]

 

さわおのアカペラがアリーナに響き渡る

 

"この世の果てまで"で幕は上がった

 

そこに山中さわおがいるんだ

 

宝箱は開けられた

 

ずっとずっと大切に持っていた心の中の宝箱

 

その鍵が開けられた

 

セットリスト

01. この世の果てまで
02. My Foot
03. BLUES DRIVE MONSTER
04. アナザーモーニング
05. スケアクロウ
06. バビロン天使の詩
07. I know you
08. サリバンになりたい
09. LAST DINOSAUR
10. No Surrender
11. Please Mr.Lostman
12. Kim deal
13. 僕はかけら
14. 1989
15. ニンゲンドモ
16. 雨上がりに見た幻
17. サードアイ
18. Advice
19. スワンキーストリート
20. About A Rock’n’Roll Band
21. LITTLE BUSTERS
22. Ready Steady Go

★Encore①:

23. ストレンジカメレオン
24. ハイブリッドレインボウ

S.E. Thank you my twilight

★Encore②:

25. Ride On Shooting Star
26. Funny Bunny

★Encore③:

27. Locomotion more more!

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

「みんな無職?俺の言いつけ守って仕事辞めてきた?」

 

曲間のMCで炸裂するさわお

本当に口下手で素直じゃない

だけどなんて優しいんだろう

 

披露される名曲の数々

曲の数だけ思い出される思い出

ピロウズは本当に思い出の鍵なんだ

 

アンコールで披露された

"ストレンジカメレオン"

この曲はいつ聴いても私のことを優しく包んでくれる

逆鱗を優しく撫でてくれるんだ

 

アナウンサーからアイドルに転職する時本当に怖かったの

新しいことをするっていつでも怖いことなの

 

"優しい歌を歌いたい 拍手は一人分で良いのさ"

 

私はストレンジカメレオンで歌っている"キミ"の事は自分のことだと思っているの

自分自身の事を認められる自分でいるようにいる事だと思うの

他人と違くても構わないそれが私なのだから

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

最後アンコールを三回もやってくれたのその中でほらアクエリアスのCMで"Funny Bunny"のカバーが流れたでしょう

 

MC中も何度も水飲みながらこれアクエリアスとだからって言ってたからいつやるのかと思ったら最後の方にやってくれたのそりゃ嬉しかったんだけどね

 

でもなんか"Funny Bunny"で終わったらこの日のライブで実はピロウズがいなくなっちゃうんじゃないか?って漠然とした不安が私の中であったのよ

 

でも一回はけた後にね

最後にもう一度アンコールに出てきてくれるの!

「最後に、若者だった自分を救ってくれたもの、そして50代になったバンドを今でも救ってくれるもの。それは普遍的なものだ。ずっと変わらない哲学。新しいも古いもない世界。それは“ロックンロール"だ!!!」

 

そこからの"Locomotion,more! more!"が本当最高だったのよ

それを聞いたから私はピロウズはまだまだ終わらないしこれからも続いていくんだと思ったわ

 

私達もピロウズに負けないように30周年いやもっとね、続けてあげるんだから♪

 

瑞樹さんが楽しそうに語る。そのピロウズのライブ話を聞くと俺は思った事が口に出でしまう

 

「…どうして俺はそのライブに行っていないんだ!!」

「王様の言いつけを守らないからでしょう?」

「俺は"王様の声に逆らって"仕事を辞めなかったんだが?」

「だれが本物の王様なのか間違えちゃだめよプロデューサー君?」

上手く返されたなコンチキショー

 

「ところで巴はどこ行ったんだ?」

「"ウチは王様になるんじゃ!"って言って夏樹ちゃん達にギターを習いに行ったわよ」

 

「瑞樹さん…いつ初めても遅くないって言葉あるじゃないですか?」

「そうね、それを証明するのが私だと思っているわ」

「俺としては"いつ初めても遅くない"じゃない、"いつ初めても遅い、だから今始めるんだ!"って言葉が好きなんですよ」

「…つまり?」

「瑞樹さん!巴と一緒に夏樹達の所行ってギターかき鳴らしに行きましょう!」

「本当にもう、またちひろちゃんに怒られるわよ」

プロデューサーと瑞樹は駆け出していった

 

今夜も僕たちはロックンロールの引力に引き寄せられる

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

あとがき

ここまで読んでいただきありがとうございます

自分の宝箱を開けに行った最高のライブだった本当に最高のライブだったんです。

 

涙で始まって最後はみんな笑顔だったんだそんな素晴らしいライブを本当にありがとう

 

語りたい曲は曲の数だけある

その中で川島さんに語っていただいたのがMy footとストレンジカメレオン

 

その人にとって受け取り方は様々だと思うだけどピロウズの曲にはどんな時も"自分'があるんだ

 

本当に色々なものをピロウズに教わった気がする

ありがとうピロウズ

君たちに会えて俺は幸せものだ

そんな幸せな事を自分の担当アイドルにも分けて欲しいそんな気持ちでこんなレポなのかSSなのかよくわからんようなものを書いた

こんな怪文書にここまで付き合ってくれてありがとう

 

ピロウズとフォーリンシーサイドに幸あれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナゴド二日目雑感〜村上巴と花井美春の道〜

はじめに

12/1、12/2の名古屋ドーム公演二日間お疲れ様でした。

 

このレポートは読みづらい部分、かなりの私情、自分語りが入ると思いますが、私が名古屋で感じたことを文として残したいと思い筆をとりました。
最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

今回は身内で来てたので挨拶できなかった方もいらっしゃいましたがそれでも色々な方々に会えて嬉しかったです。

ありがとうございます。

 

身内と来たので奴らがそれぞれの形でレポートでも絵でも動画でも曲でも自分の感じたことを"形"として残して貰いたいので私は"文字"として残していきたいと思う。

 

さて私が言い出しっぺなので先駆ける形で"レポート"という形で語らいたい。

 

私にとっての今までの周年ライブは友人達と一緒に遊べる機会を作ってくれる場所だった。

 

ライブに遊びに行って、気のおけない友人達と腰を下ろしてテーブル囲みながら飯を食べる。そこに花を咲かせるのがアイマスの話でありライブの話であった。

 

それがとても幸せな事で、昔よく馬鹿みたいに集まってテーブル囲みあってた時を思い出す。

 

だから私はライブ自体の思い出は毎回"楽しかったね、またみんなでワイワイできる機会をくれてありがとう"まででそこまで熱くならずに終わっていた。

 

だけど今回の周年ライブは今までと違っていた。今回のメンバーには村上巴と花井美春さんがいたのである。

 

去年の5thSSAの時にはいなかった彼女達が今回の名古屋公演には参加していた。

 

去年のライブで

私は5thの千秋楽のSSA二日目に行った

 

その会場で見た景色の中でどうしても忘れられないものがあった

 

他の記憶を全てを吹き飛ばす景色に出会えた。

 

それが星輝子による

"PANDEMIC ALONE"だった。

 

畳み掛けてくるサウンド

全てを飲み込むような真っ赤な光の海

その中心で魂を叫び続ける

彼女の歌により作られたその景色を私はどうしても忘れる事が出来なかった。

 

真っ赤に染まった景色を見て私は自分の担当アイドルである"村上巴"の歌によって真っ赤に染まる景色をどうしようもなく見てみたくなった。

 

今まで想像がつかない感覚だった

総選挙が終わって結果発表があってから自分の中では"村上巴に歌声を"とやってきてはいたけれど、

自分の中の"村上巴とは?"という問いにはいつまでも答えが出せずにいた。

義理人情に厚い巴も巴だし、13歳らしいかわいらしい表情が出るのも巴だし、自分の中での考えはずっとまとまらなかった。

 

だからいつもしっかり巴の事を語れるみんなが羨ましかった

 

俺は初めて巴にあの真っ赤に染まるステージで歌って欲しいと願った。

 

初めて巴にこうして欲しいと願った

 

いつも流されてばっかりの俺が初めて自分の意思で巴にこういうステージで歌って欲しいと本当に思った

 

 

そして巴のボイスが発表されて初めてのイベント

 

俺は初めてそこで花井美春さんに会った

朗読劇に出てきた時にはもう泣いていた

完全に泣き崩れていた

正直記憶は完全に飛んでる

村上巴がイベントに参加してるという事実と衝撃だけで頭が飛んでた

 

その飛んでる頭に飛び込んできたCMの発表

ぐちゃぐちゃに頭の中をかき回された

村上巴にソロの曲がでるという事実が最初はすんなり入ってこないでその事実だけが叩きつけられていた

 

それから数ヶ月後発売された

CM051

"おんなの道は星の道"

ガチガチの演歌だった。

本物の演歌だった

村上巴がずっと求めていたものがそこにあった

それを花井美春さんが魂込めて表現してくれた

 

花井さん本当にありがとうございます

あなたに出会えて本当に良かった

 

それからまた数ヶ月

 

ついに村上巴のソロ初披露となった

前橋公演

 

そこで見た光景は圧巻だった。

それまでのアイドルライブの空間を全て変えてしまう4分21秒だった

 

花井美春さんの歌唱力と表現力

手先までの動きの一つ一つに目が離せず

いた

幕間の拍手と歓声

そこにあったのは一人のアイドルと一人の役者がお互いに隣合わせにいる姿だった

 

そして時は経ちナゴド公演の日がやってくる

 

公演前日

これだけのものを魅せてくれる二人に期待せずにはいられない

この間の前橋より4倍近くの5万人の大観衆が村上巴と花井美春の歌声に酔いしれるのだ

これだけ嬉しいことはそうそうあるまい

担当Pの冥利に尽きるというものだ

 

その前日身内と飯を食ってる時に花井美春さんが紅と鯉を纏った写真が流れてきた

その紅い髪に花井美春さんの"覚悟"を感じた

この大観衆の前に物怖じせずにやってやる

当日にサプライズで染めてるのに気づくとかそういうのじゃない

前日のうちにサプライズをぶち込んでききた

 

"歌で勝負する"

 

"うちの歌でお前ら全員の魂を獲ったるから覚悟しとけよ"

 

そう言われている気がした

 

俺は明日とんでもないものを見に行くんだ

ただ担当がいる初めての周年ライブじゃない

村上巴と花井美春による天下獲り物語の始まりを見に行くんだ

 

12月2日

ナゴド公演二日目6th ライブ千秋楽

 

遂に当日を迎えた

正直俺は前日のうちに覚悟しとけよと言われていたはずなのに全くと言っていいほど覚悟できてなかった

 

ずっとそわそわしてた

 

何にそんなにビビってるのか?

 

本当に楽しめるのか?

 

いつも見たいに馬鹿話の一つでも飛ばしたいがそんな余裕もない

 

いつもの紅い法被に袖を通す

 

覚悟を決めるんだよ!

 

あの二人が俺に待ち望んだ景色を魅せてくれる

 

背中にいる巴が熱くなる

巴が俺の背中を押してくれる

 

さあ一夜限りの祭りの始まりじゃ!

楽しんでいこうや!!

 

始まった

開幕イリュージョニスタ

メリーゴーランドが周り始めた

ここからはもう引けない

分水嶺は過ぎた

塞は投げられた

 

昼の部 鋼鉄公演の流れで杏と森久保による"あんずのうた"

声を枯らすほど叫んだら急に予感がした

 

来る

 

"デッデッデッデッデッデッデン"

 

周りのサイリウムが紅く燃えていく

 

そして周囲から聞こえてくる"お嬢!!"の歓声

 

村上巴の"おんなの道は星の道"

 

メインステージに村上巴と花井美春がいる

その目の前には紅く燃え上がった花道が続いている

 

二人だけに用意された紅く燃え上がった花道

 

"湾岸線の向こうに〜"

 

ドームを支配した

 

ステージの上には二人しかいない

 

二人の魂が絡み合う

 

その姿に5万人の大観衆は会場が割れんばかりの拍手と歓声あげた

 

"おんなの道は星の道〜"

 

歌い終わった

その瞬間万雷の拍手と歓声

"お嬢!!!!"

"巴!!!!"

 

その瞬間確かに二人は勝気に笑った

 

涙で前が見えてないのに確かに笑ったのが見えた

あの瞬間叫びにならない叫びをあげた

 

"巴!!!!!!!!日本一!!!!!"

 

 

一夜の夢が終わった

 

確かにそこにあった

 

そこにあったのは俺が見たかった景色だった

待ち焦がれて胸を熱くしたたった一つの情景

 

"村上巴と花井美春が大観衆を歌一つで全てを紅く染め上げる景色"があった

 

隣の奈緒Pに肩を抱かれてこう言われた

 

"おめでとう"

 

どんな意味が込められてその言葉をかけてくれたのだろう

 

ただただ俺は泣いた

声にもならない感謝を伝えた

 

 

 

私は村上巴と花井美春さんを決して同一には見れない

 

村上巴の一部に花井美春さんがいて

花井美春さんの一部に村上巴がいる

 

あの瞬間確かに二人の魂が絡み合った

 

魂が絡み合い重なり合うのを確かに感じた

 

彼女達二人ならこの先に何度もこの素晴らしい景色を魅せてくれると信じてる

 

その時また二人は先に進んでいくのだろう

 

なら俺はどうだ?

 

俺はどうするんだ?

 

簡単だ

 

俺は二人の隣を歩いていたい

 

道を作ってやりたい

 

弱虫な俺でも一緒に歩いていきたい

 

星への道を歩いていきたい

 

ただそれだけだ

 

最後に俺にとって

 

"村上巴とは?"

 

勝気な笑顔でこう返してやろう

 

"俺の自慢のアイドルです"

 

 

 

あとがき

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

ほんと自分語りなただの雑感なのにここまで付き合っていただけて幸いです。

 

巴のソロの話に焦点を当てて書いたのでライブレポとは言えないかもしれないけど

"うちの子"の

"この歌"が

"俺にとってこんな意味"があって

"だからうちの担当これだけすげーんだよ!"

ってテーマにそって好き勝手書いたので書きたいテーマはかけたのかなと思います

記憶の残ってるうちに他の曲のライブレポも書きたいと思ってる所存です

次のは身内との語らいから出た話中心になりそうです

また読んでいただければ幸いです。

 

これ書いていてこれからも村上巴と花井美春さんを応援しようという気持ちが強くなりました

 

そして新たな夢で二人に新曲を歌わせたいという夢ができました

 

担当のことを語ることは恥ずかしながらすごく怖くていつもみなさんが語ってるのをすごいなと思っています

 

そんな俺でもいつも背中を押してくれる巴にありがとうと伝えたいし巴が迷った時は笑って道を示してやりたい

 

 

 

これからも応援していきます

村上巴と花井美春さんに幸あれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ss3a〜南条Pと見たレポ〜

ss3a day2 〜南条Pと巴Pが見た群馬感想雑感レポ〜

はじめに
皆さん9/8.9/9の2日間お疲れ様でした。
皆さんの素晴らしいレポに当てられてこのレポを書こうと思った次第です。

読みづらい部分、かなりの私情、自分語りが入ると思いますが、前橋で感じた事を文として残さなければ勿体無いと思い筆をとりました。
最後までお付き合いいただければ幸いです。

最初、私はこの公演を観に行けると思っていませんでしたが、ある方の計らいで観に行く事ができほんとに幸せでした。ありがとうございます。

 

さて筆をとったのは良いものの何から書けばいいのか悩んでしまうのが性なのかいきなり書き出しに困ってしまいました。

 

元々はこのライブ、巴Pの私と奈緒Pの友人二人で行く予定でした。しかし8月に急遽ゲストで第7回ボイス組のメンバーが参戦する事になって、シンガポールにいる南条Pを呼び戻しました。

年一でしか帰って来れない南条Pに"担当の初舞台お前が行かなくてどうする?"と漢気見せてチケットを渡してくれた奈緒P、私にも気を使ってもらって何も言わずにチケットを渡した所をみたら私も何も言えずただただ私と南条Pの為にありがとうと感謝の気持ちでいっぱいです。

 

ほんとにありがとう。

 

シンガポールの南条Pには仲間内全員で"お前が見届けてやらなくてどうするんだよ"と声をかけて戻ってきてもらいました。

私と奈緒Pと南条Pは大学時代の友人であり、今でもこうして付き合いがある事に縁を感じつつ、アイマスのことでこれだけ熱くなれる事にほんとにアイマスに生かされてるなと思い、アイマスに感謝しています。

 

元々私達がモバマスに出会ったのはまだソシャゲがガチャゲーのポチポチゲーム全盛期の時、アイマスからソシャゲが出るぞってなったのが最初でした。
ゲーセン時代からのPちゃんである、南条Pと奈緒Pの二人、SPから始めた私の三人は例にもれず"ソシャゲのポチポチはちょっと…"と初めは敬遠していたのですが、いつのまにか奈緒Pがポチポチプレイしてて私もずりー俺もやるしってプレイし始めました。

 

その頃南条Pは2枚目の南条が出たら始めるわって最初から言っていたのですが、南条の再登場までが本当に長かった。いつまでたっても始められない南条Pにもう始めればって声をかけるのですが頑なに断って、南条出ないならモバマス始めないってまあ頑固なんですよね

 

そしてきたる2013年9/26、約2年ぶりに登場する南条の新R"等身大の素顔"

この時から南条Pのモバマスライフが始まりました

 

なんかゲームやってないのに私なんかよりゲームに詳しい男のモバマスライフがようやく始まりました

この時の南条Pの喜びを私は今でも覚えています

実生活で色々あった時期だったんですけど、ほんとに南条に南条Pは救われたんだと私は思っています。

そんなこんなで始まった南条Pのモバマスライフ。

 

この群馬に南条が来るまで私達にもシンデレラにも色々ありました。

シンデレラは急にPVでネズミが動き始めたり、アニメ化したり、ライブで色々なアイドル達が歌ったり踊ったりしてました。

だけどそこに私たちの担当はいなかった。

アニメとかライブは楽しんではいたんだけど願わくばうちの子がその場所に出ることを望んでいた。

そしてデレステのスタート、古いポチポチゲーからアイドルが歌って踊る音ゲー
人が移るのは時間の問題かなとも思ったけどモバマスにはまだ戦う場所が残されていた。

総選挙

第5回の総選挙終わった時南条Pは新たに建てられる南条プロに移っていった。
南条にボイスをつける為に戦いに向かっていった。

第6回の時、巴が7位、属性3位に入った、正直私は一番怖いのが南条だった。近くでこれだけの熱量を見せられて、敵に回ったときの怖さも知っていたからなのか

ただ総選挙が終わった後、南条Pは真っ先におめでとうと声をかけてくれた
ほんとに有り難かった
ツイッターの使い方一つ知らない私にコラの作り方からポスターの見せ方色々と教えてくれて、一番近いライバルなのに

 

それから私は南条Pが担当プロで楽しそうにしてるのを見て、担当プロって楽しそうだなと思い、無ければ作ればいいと作ったのが村上一家、プロ建てする時の方法も色々教えてくれた、今私が楽しくプロデュース活動できてるのは南条Pのおかげであると思う

 

そしてきたる第7回総選挙、見事に南条は属性2位を射止めた

私が泣いた、本当におめでとうと思った。南条Pの頑張りを間近で見てきて凄さを肌で感じて、南条Pを救った南条は小さな英雄でなくて、本物の英雄だった

 

そんな南条Pなのだが仕事で今シンガポールにいる
そうなんども日本に帰ってこれるわけもない

だが奴は帰ってきた

南条に会う為に

一人の南条に魅せられた馬鹿な男は初めての舞台を見る為に帰ってきた

 

そんなこんなで私と南条Pの群馬ライブが始まるのだがこの話の主役は南条P

 

巴の初披露の話もしておきたいがそれはまた別の機会に

 

元々音楽好きの私達は公式からの本気のデレンジにボッコボッコにされていった序盤から中盤戦

ゴリゴリにアレンジされたフリフロは圧巻だった

私がall WAYSにボコボコにされていて1日目のセトリからそろそろだなと思ってた時
ヒーローは登場してきた

Trust meって新曲を引っさげて

南条Pに"おい見ろ!南条がそこにいるぞ!"って声をかけた時
南条Pは静かに泣いて動けなくなっていた
南条Pが待ち望んでいた光景が目の前に広がっていたのだ
それを見て私は泣いた
担当の初舞台に立ち会えるという事がどれほど幸福な事か
あれだけ待たせて、南条Pを救った南条が目の前にいるのだ
焦がれ続けていた光景がそこにはあった

Trust me 私を信じろ

本当にずっと南条を信じ続けてた男にふさわしい曲じゃねーか

神谷さん南条を演じてくれてありがとう
一人の馬鹿な男があなたに救われました

最後神谷さんがご挨拶でプロデューサーを相棒と呼んだときほんとに鳥肌がたった。
南条はヒーローだからたくさんのプロデューサーを救ってきたしこれからも救っていくと思う。
その相棒である南条Pもまた南条を救った英雄であり南条にとってのヒーローであると思う。

次の夢は俺たちの担当が全員揃ってる舞台に俺たち全員で行くことだ

その夢まで俺はまた頑張り続けることにする。

俺は二人のヒーローの誕生に立ち会えた幸せ者だ

あとがき

もっと巴のこと書こうとしたけど収まらないし、群馬っていうか南条P語りになっちゃった
でもこの群馬は本当に特別で一人の馬鹿な男とヒーローの物語なんだと俺は一人で解釈した

本当におめでとう
南条と南条Pに幸あれ